高木です。
先々週から引き続き取り組んでいる「ことばのスケッチ」を、今日も進めました。
記憶に残る場面を、あえて主観的な言葉は用いず、客観的に描写し尽くす、
という書法は、慣れないので難しく、それでいて遣り甲斐のある作業として、
彼らは受けとめてくれているようです。
記憶のシーンを構成するあらゆるものの、形状、色彩、質感について、
その気になれば、静物デッサンのように、いくらでも微細に描き込めます。
私が適宜アドバイスしながら、今日も、彼らは時間まで延々と取り組み続けてくれました。
彼らが作業に没頭している間、隣りで私も一緒になって言葉で描き続けていますが、
なかなかどうして、難しいものです。
しかしそれだけに、じわじわと充実感が湧いてきます。