0128 何でも勉強相談会(35回)

気づけばこの何でも勉強相談会も35回を数えました。これからも自分で勉強する姿勢を応援しますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

中学1年生の生徒たちからは、社会の歴史をどうしたらよいかを尋ねられました。私自身もそれほど詳しくなくてかなり忘れていたので、「執権政治とは何か」、「荘園制とはどのような制度か」といったことを質問しました。教科書やノートを見ながらそれに答えてくれました。そうすると歴史の大まかな流れが腑に落ちた様子でした。そのような具合に人に説明できるほどまで自分で流れをイメージできればしめたものです。そのストーリーに肉付けをすればさらに充実します。

 

数学では作図の課題プリントをいっしょに考えました。どのように作図をしたらよいかわからないという相談でした。外接円や内接円について作図の理屈や意味合いをホワイトボードで示すと、早速実際に手を動かして確認してくれました。作図のほうもこれで腑に落ちた感はあります。

 

中2の生徒は数学の証明問題を解いていました。かなり難しい問題です。解答や解説を参考にしながら自分なりにアレンジして写すだけでも学習効果があります。どこまで省略して書いてもよいのかといったことを考えていました。それも力になります。

 

おまけ話としては、おすすめの小説を質問されたりもしました。また、部屋が寒いのはエアコンのフィルターが詰まっているせいではないかという仮説を立て、実際に検証してみるとその通りでした。大げさかもしれませんが、これも論理的思考の一環です。