岸本です。
今日は2/25の補講で、修正してきてもらった作文の細かい推敲を行いました。
前回指摘した点を踏まえて、いくらか書き直してもらった作文を、再び一緒に推敲していきました。
主な修正点は説明不足な箇所の補充と、まとめの部分の大幅な書き直しです。
説明不足の箇所では、設計図の段階では省いた説明を、自分の言葉で表現してもらいました。
簡単そうな作業ですが、「自分の言葉で」というのは意外に難しいもので、私からのアドヴァイスを参考にしながら、文章を膨らませていきました。
まとめについては、自らの作文の要約に加え、現地で学べない場合にはどうすればよいかを、作文の主張を踏まえて自分の考えを提示してくれました。
これらについて、細かい表現などを修正しながら推敲していきました。
時間いっぱいを使って、全体の推敲を終えたので、宿題として作文の清書をしてきてもらうことになりました。
来週は冬学期最後ですので、それを一緒に最終確認して、完成させたいと思います。
先生のアドバイスもいただきながら推敲を重ねて行い、さらに念を入れて全体を清書する、という流れは、文章を書く力を身につける上で王道と呼びうるものだと思います。一般には、なかなかここまで丁寧に指導していたく環境は整わないものです。今はワープロを使う時代になりましたが、私は文章を書く基本は、手書きをいとわない姿勢に宿ると信じています。