岸本です。
今日は第五章の「ヨーロッパをゆく」の前半部分を読みました。
扱われている言葉は、
・フィンランド語、ハンガリー語などのウラル諸語(フィンランド)
・バスク語、スペイン語、ポルトガル語、カタルーニャ語(イベリア半島)
・セルビア・クロアチア語、スロベニア語、マケドニア語、ブルガリア語、チェコ語、スロヴァキア語(東ヨーロッパ)
・エスペラント
でした。
今回は申し訳ないことに、私自身が教科書を忘れてしまうという失態を犯してしまいました。
以後このようなことがないよう気をつけます。
本当に申し訳ありませんでした。
ソ連崩壊前後のこのあたりの動きは、非常に複雑なので理解が大変ですが、一応の説明を加えれば、民族と言語を一致させないという考えを持っていた生徒さんなので、きちんと理解はしてくれたと思います。
ただやはり、言語の特徴としての「格変化」や「音韻論」には馴染めないようでした。
今回はヨーロッパということもあって、山の学校の本棚からいくつか引っ張り出して、実際の会話などを見てもらいました。
そして今回は初めての試みとして、一節を要約してもらいました。
初めてなので100字という次数は大幅にオーバーしていましたが、内容は良くまとまっていたと思います。
文法的チェックや内容理解の誤りを指摘し、どのような表現が適切かを議論しました。
最終的に出来上がった要約は、かなり良かったと思います。
次回以降もこの試みを続けていく予定です。
また、意見を出し合うことが今回できなかったので、それも続けていこうと思います。
今週で今年最後のクラスとなりました。
いくらか休みが挟まりますが、風邪などひかずに、良いお年をお迎えください。
次週は第五章の残りを読みきろうと思います。
>要約
散文を読む力をつける上で欠かせませんね。要約するスピードと正確さとどちらも訓練するに値しますが、学校ではなかなかそこまで手が回らないのが実情ではないかと思います。少人数の塾でもはたしてやっているかどうか。少人数になるほど先生の力量が問われますが、その点、岸本先生のクラスは極上の環境です(^^) ぜひ、今のペースで大いに鍛えてあげてください。