岸本です。
今回も『実戦・世界言語紀行』を読み進めました。
今日は第二章「アジア大陸の奥深く」の前半で、モンゴル語の話です。
今回は、最初に簡単な感想を口頭でたずねたのですが、二人そろって「読みづらかった」と答えました。
確かに、言語の専門的な話や、歴史の話が散見せられ、そういった知識の点では難しかったと言えます。
ただ、「何が難しかったの?」という質問に、明確な答えはすぐには返ってきませんでした。
何度か促してようやく、具体的な点を指摘してくれました。
私は「わからない」こと自体は全然悪いことではないと思います。
重要なのは「何が、どうして、わからない」のかを自分で把握することです。
来週以降はそういう点からも、テキストを読んでもらうことにしました。
また「ストーリーがない」、「イメージがわかない」という指摘もありました。
確かにエッセイ集のような本であるし、海外、特にモンゴルなどはイメージしがたかったのかもしれません。
けれどもそれは逆に言えば、自分でストーリーを想像できるし、新しいイメージを想像できるチャンスなのです。
そういったことを、生徒たちと話して、次回からのテキストの読み方を半時間ほど考えてみました。
最終的には、読み手の読み方だと私は考えます。
次週からそれを生かしてもらえればと思います。
確かに、言語の専門的な話や、歴史の話が散見せられ、そういった知識の点では難しかったと言えます。
ただ、「何が難しかったの?」という質問に、明確な答えはすぐには返ってきませんでした。
何度か促してようやく、具体的な点を指摘してくれました。
私は「わからない」こと自体は全然悪いことではないと思います。
重要なのは「何が、どうして、わからない」のかを自分で把握することです。
来週以降はそういう点からも、テキストを読んでもらうことにしました。
また「ストーリーがない」、「イメージがわかない」という指摘もありました。
確かにエッセイ集のような本であるし、海外、特にモンゴルなどはイメージしがたかったのかもしれません。
けれどもそれは逆に言えば、自分でストーリーを想像できるし、新しいイメージを想像できるチャンスなのです。
そういったことを、生徒たちと話して、次回からのテキストの読み方を半時間ほど考えてみました。
最終的には、読み手の読み方だと私は考えます。
次週からそれを生かしてもらえればと思います。
クラスとしてはいつもどおりで、文中の漢字の読みや語句の意味を互いに出し合い、感想や意見を書いて、回し読みし、それおぞれにコメントをつけました。
時間の関係上やや押し気味で、感想も短くなってしまいましたが、いろんな着眼点があって、よかったと思います。
もう少し議論する時間が欲しかったので、今後は時間の使い方を改善したいと思います。
来週は第二章の後半を読む予定です。
今までとは毛色の違う本ですね。生徒にとっても、とっつきにくい内容であることは間違いないでしょう。最初はとくにそう感じるのが自然です。一方、前回の作品がそうであったように、この本を最後に読み切る頃には、今とは違って著者の肉声を親しみを持って聞く耳ができあがっていることでしょう。
ラテン語のことわざに、「始めれば仕事は半分終わったも同然」というのがあります。作品と出会った今、ある意味余裕を持って、じっくりゆっくり進めていただけたらと思います。