福西です。この日は『ひねもす』でゴム鉄砲を作りました。
ギャラリーでご覧ください。
今回はモスパンチで「正確な場所に穴を開ける」ことと、「組み立ての順序を考える」ことがポイントでした。穴の位置がずれていると、そこに無理な力がかかって、うまく鉄砲の形に組み上がりません。また部品を取り付ける順番をよく考えないと、何度も部品を外しては遠回りしてしまうことになります。
3年生のS君は、見本をしっかりと確認することで、組立の手順を頭の中に再現しながら作っていました。その手際の良さに感心しました。ゴムをかける際、どこを頑丈にすればよいかの考察にも余念がなく、曲がりやすい個所には芯を入れるといった工夫も取り入れていました。(鉄砲を長くすれば見栄えもアップしますが、それだけゴムを引っ張ってかける必要が出てきます。そのゴムの力に負けないよう頑丈にするのが問題となります)。
また同じ3年生のH君は、予備のゴムをたくさんかけておく場所(マガジン)を独自に取り付け、それを「これはぼくが考えたんやで!」と、得意の工夫としていました。H君の嬉々とした表情を見ると、アイデアを形にすることには大きな喜びがあって、それが次の自信になるんだなということを改めて実感します。(上の写真で言うと、片目をつむって狙いをつけているのがH君)
1年生のT君は、始まるのが待ちきれないらしく、早いうちから教室に来てくれていたので、その時間も使って2丁作ることができました。1丁目は私がそばについて作り方を指導しましたが、2丁目はほぼ自力で手順を再現して作っていました。できたもう一丁はお父さんにあげるそうです。1回聞いたことをしっかりと覚えて作っていたことに、すごいなあと思いました。
生徒たちが色々と経験を積んでくれることが私も嬉しいなあと思う、この頃です。
この日作ったアイテムは、冬学期の最後に「秘密基地ごっこ」をしたいので、その時にまた思う存分使ってください(^^)。