夏期講習の時と同じように、1回で過去問を1つ解きました。
もう何度もこの体験をしてもらっているので、入試でよい点数を求めるなら前半の簡単な問題をいかに正解するかが勝負の分かれ目であると十分に伝わっています。教師の側からいくら注意しても伝わりにくいかもしれませんが、このように自ら体験するとよくわかることでしょう。簡単な計算問題も、非常に難しくてまず解けないような問題も同じ配点であることがほとんどです。
計算や関数はほぼ完璧に近いところまで来ました。残るは図形です。これもかなりの水準まで達しています。それでも有名問題で解けていないものがいくつかあったので、それらをできるようにするのが今後の課題です。
また、これはあくまでも試験を受ける上でのテクニックですが、図形問題だと論証できなくてもある程度の推測はできます。少ない情報から辺の長さを求めさせられるのなら、どこかで三角定規の三角形が登場するはずです。問題の図はわざと不正確に描かれているのが通例ですが、それでも三角定規の三角形ならどうにか見つけることもできるでしょう。