岸本です。
前回に引き続き題材は「司馬遷の発憤」です。
今回は、春学期とは雰囲気を変え、ちょっと違ったやり方でやってみました。
今回はまず、前回書いてもらった感想のコピーを添削して返却し、それを参考にもう一度ちゃんとした文章で感想を書いてもらいました。(もちろん私も書きました。)
その後、それを(私も含めて)まわし読みして、それに対する感想や質問などをそれぞれに書き、全員の分を読んだ後に、それぞれ自分の感想についた意見などについて、コメントをしてもらったのです。
少し慣れない形式のためか、あまりコメントが生徒からは出てきませんでしたが、私からの「この意見以外の見方ができるけど、本文のどういう点からそう言えるのか」といった問いかけや、意見の中で意味のわからない部分についての質問には、しっかり答えられていました。
その後、それを(私も含めて)まわし読みして、それに対する感想や質問などをそれぞれに書き、全員の分を読んだ後に、それぞれ自分の感想についた意見などについて、コメントをしてもらったのです。
少し慣れない形式のためか、あまりコメントが生徒からは出てきませんでしたが、私からの「この意見以外の見方ができるけど、本文のどういう点からそう言えるのか」といった問いかけや、意見の中で意味のわからない部分についての質問には、しっかり答えられていました。
また文章自体には、漢字の間違いや、以前から山下先生のおっしゃるような5W1Hが抜けているもの、文の接続の仕方がぎこちないものが見受けられました。
今後は、そういったところを指摘して、直してもらえるようにしようと思います。
今回は少し早めに終わったので、熟語の勉強を少しやりました。
中学生には馴染みがないかもしませんが、今後使うであろう「破綻」や「紛糾」、「葛藤」などの熟語の読みと意味を確認しました。
来週は、とうとうこのテキストの最終話、『賈長沙、痛哭す』を読みたいと思います。
山下です。
作文はとかく書きっぱなしで終わるケースが多いので(私の体験)、先生がされているように、先生のコメントだけでなく、友だちの書いたコメントもその場で読めるというのは、大変よいやり方だと思いました。何事もそうであるように、すぐに結果が出るわけではありませんが、このペースで気長に練習を続けていけば、必ず大きな達成につながるだろう、と信じられるやり方です。