1208 高校数学

浅野です。

Tさんは学校でセンター形式の問題演習をしてもまずまずできると言ってくれました。しかしまだまだ伸びる余地はあります。

センター試験の数学の最大の悩みは時間が足りないことです。解く時間に差がつきやすいのは確率です。公式をどうにか使いこなすというレベルでは速度が上がりません。公式が導かれる原理を知っていると速度が上がります。例えば順列はP、組み合わせはCの公式を用いますが、Cの公式はPを二回使って作られているだけです。例えばAさん~Eさんの5人の中から2人の委員を選ぶのは5C2=10通りですが、先に委員長と副委員長を5P2で選んでから、委員長と副委員長の割り当て方2P2で割っても同じ10通りになります。