ひねもす道場(1213)

福西です。

（ひねもすでプロレス中継）

この日はモスジョイントを活用しました。ひねもすの基本は大モスと小モの組み合わせスですが、アイデアが冷めないうちにさっと形にするなら、ジョイントが便利です。ジョイントで作ったロボットは、歯車がついているようなかっこよさがありました。また四角い構造物が容易に作れるようになったせいか、ロボットにプロレスをさせる「リング」や、「本棚」を作っている様子も見られました。

今日は５人の参加でしたが、Y君が「今日は３つもできた！」と喜んで充実感たっぷりに話してくれたこと、K君が「今日は今までで一番良かった」と言ってくれたことが印象的でした。また、S君が一貫して「容れもの」に興味を持って作り続けていること、Ho君が笑顔で取り組んでくれていたこと、そしてHu君がプロレスリングを作ってアイデアを共有できたこと、などなど。１人ずつに充実した様子がうかがえて、私も嬉しかったです。

特筆すべきは、小学生が自分たちで考えた「プロレス」の展開です。Y君がたくさんロボットを作って、複数を戦わせはじめたことがきっかけで、K君がプロレスを思いつきました。そして「トーナメントにエントリーするロボットを作ろう！」と、みんなに提案しました。Hu君はプロレスリングをこしらえました。そしてK君が主に率先して考えたルールでは、じゃんけんで勝つと技が決められ、２回連続で大ダメージ、３回連続で勝つと必殺技が決まって勝負あり、ということだそうです（笑）。そのためにK君の作ったじゃんけんカードが出色で、それがみんなの支持を得て、かなりのハイテンションで楽しく遊んでくれていました。こういう展開が、「物語をモノにつける」ということなのでしょうね（^^）。

その日の様子を写真に撮りましたので、ご覧下さい。