浅野です。
ここしばらくは物理と数学とに重点的に取り組んでいるとのことです。数学では学校で習っていることにしっかりついていきつつ、折を見てこれまで疎かにしていた分野の習得に励んでいます。今回は前回の続きで、これまで放置していた三角関数の続きをしました。
前回までに基本は伝えたので、今回は加法定理に終始しました。まずは教科書に沿って加法定理が成り立つことを確認し、それからはその基本公式を発展させていきました。具体的には2倍角と半角の公式、積和と和積の公式、そして三角関数の合成です。これらはどれも加法定理から簡単に導けます。練習問題を使いつつそのことをいっしょに確認しました。以前はこれらの公式を覚えなければいけないと捉えていたようで、このように導けるということを示すと喜んでくれました。こうした作業に喜びを見出せるのはいいことです。