
山下です。
今週は月曜日に英語特講があり、昨日の中学英語とあわせ、週に二回通う生徒さんもおられました。
どちらのクラスでも、めいめいやることを心得ていて、気持ちよく鉛筆が動きます。
語学の取組は様々なアプローチが可能ですが、私のクラスでは文法を例文を通して体にしみこませるという方法です。
その効果的な方法として、基本例文の「日本語→英語」の書き取りを繰り返します。
「有難う」をとっさに「サンキュー」と思い浮かべる人は多くても、正確なつづりでそれを書ける人の数はぐっと減ると思います。
語学のクラスなのに心地よい静寂に包まれるクラスというのは、ある意味独特かもしれません。
木曜日のクラスは個性豊かな6名が集っていますが、私自身授業後に心軽やかになる理由の一つは、だれかが何か嬉しいことがあれば(学校の駅伝でクラスが優勝したとか、漢字検定や英検が合格したとか、定期考査で表彰されたとか、etc.)全員が拍手するならわしが自然とできていることです。
時には思った通りにいかないことの報告もありますが、私との短いやり取りをみな黙って聞いていて、心の中で全員が「がんばれ」と応援していることがよく感じられます。
英語の勉強と直接関係ないことかもしれませんが、クラスのメンバーが互いを信頼し、一つになって前進していく、ということは、幼稚園では当たり前のテーマであり、私は山の学校の授業でも(もっといえば大人相手のラテン語のクラスでも)大事にしていきたいと思っています。
なお、このクラスは英語の基本(中学時代に学ぶ英文法の復習)を行いますので、高校生でも参加できます。「飛ぶ前にしゃがめ」と言いますが、英単語をがむしゃらに覚えても成績が伸びない方は、いつでもご相談ください。