英語を楽しく学ぼう

福西です。

英語につまづいている方、英語の力を伸ばしたい方、伸び悩んでいる方へ。

すべての方にとって、基礎を学べば、見通しがつきます。

そこで、『英語特講』。

以下は講師からのメッセージです。

『英語を楽しく学ぼう』

「山の学校」のモットーは「楽しく学ぼう」です。「楽して学ぶ」ではありません。「楽しく学ぶ」条件は基礎を身につけることです。国語でいえば漢字の読み書き、数学でいえば四則演算に当たる勉強を大事にすることです。ここでつまづくと、いくら「がんばるぞ」と思っても努力が空回りします。英語の基礎は語彙と文法です。語彙は国語の漢字、文法は数学の四則演算のルールに似ています。小学校時代たくさんドリルを繰り返したように英語の勉強にも反復学習が不可欠です。ただ、何をどうすればいいのかわからない人が大半です。

「山の学校」では英語の基本構文200について、瞬時に日本語から英語に直せるよう練習を重ねています。日本語から正確に英語に直せる人は、英文を見ても楽に日本語に訳せます。穴埋め問題も、整序問題もストレスなく解答できます。ちょうど、漢字の学習でいえば、「正しく書ける漢字は読める」という理屈と同じです。日本語を英語に直す練習をすると、自分の欠点がすぐに見つかります。A horse has four legs.を「馬は四本足です」と訳せても、この日本語を正しく英語に訳せるかどうか、大学生でも怪しいです。日ごろから基礎をおろそかにしていると、has(持つ)をis(です)にしたり、「馬」のつづりをhose(ホース)にしたりhouse(家)にしたりするからです。

基本例文を正しく英語に直すことができれば、語彙の習得は見通しのつく取り組みになります。He runs a restaurant.は「彼はレストランの中で走る」ではないし、I can’t stand it.は「私はそれを立たせることができない」ではありません。run(経営する)、stand(我慢する)は高校で習う語彙ですが、文法の基礎が身につけば、中学生でもこのような誤訳をしなくなります。上の例文を「走る」や「立つ」で訳すと「何か変だな?」という感覚が自動的に働くので(動詞の自動詞と他動詞の区別に敏感になるので)、辞書を使って未知の単語の意味を調べることが苦ではなくなります。英単語の暗記は強制されると苦痛ですが、自分で辞書を引いて「なるほど!」と心を躍らせることができれば、語彙は自然に増えていきます。

英語の学習方法については様々なことが議論されますが、何をするにせよ避けて通れないのが(1)基本例文の習得と(2)辞書の活用です。そしてこれら二つの取り組みは、学校のペースが速すぎてほとんどの場合なおざりにされがちです。英語が嫌いになったりわからなくなるのは当然です。一方、漢字の書き取りや算数のドリルのように、これらの取り組みを根気よく丁寧に続けていけば、中学、高校時代に英語の学習で困ることはなくなります。英語の力を伸ばしたい人はもちろん、英語で伸び悩んでいる人は、一度「山の学校」の「英語特講」に参加して、学習方法のアドバイスを受けることをお勧めします。 

山下太郎

英語特講は、月1回のチャンス。

12/4 ・ 1/15 ・ 2/5 ・ 3/4

月曜18:40~20:00

です。ご参加をお待ちしています。(→お申し込みはこちら