中1のクラスは語彙と文法の二つを重視して取り組んできました。
学校が違うと進度が異なります。
学校の勉強がなかなか先に進まないA君には、辞書を徹底的に引く取り組みを継続してもらいました。1学期最終回の授業で、見事中1英語400単語すべてを辞書で確認しました。それだけではなく、写真にあるように、プリントの欄外には辞書を引いた際に気になった言葉(中1レベル以上の単語)を抜き出し、メモとして書き添えました。
学校の進度が速いB君には文法の復習に取り組んでもらっています。表向きには両者の課題は異なりますが、私が解説したり、助言したりする声を両者は共有しています。ゆえに、私はA君にもB君に説明したことの意味をかみ砕いて説明します。逆にA君が辞書を引く中で発見した興味深い単語があると、私はその単語の説明を両者に行います。
英語に限らず、複数が集まって勉強するさい、このような「偶然性」をうまく利用するとクラスは楽しくなると思います。なにより、私が生徒の好奇心の豊かさにふれ、彼らとのやりとりを存分に楽しんだ1学期でした。
9月から参加者が増え、英検を目指す人、英語を読みたいと思う人も加わる予定です。各自がどのようなニーズをもつのであれ、私はコーディネーターとして、楽しくみなが切磋琢磨できる場をつくります。今から二学期が楽しみです。
追伸
明日から夏期講習会です。一人一人の頑張りを応援したいと思います。都合の良い日だけのスポット参加も歓迎です。