中学英語:一つでもたくさんの単語を調べよう

山下です。
中1で学ぶべきとされる400の単語調べも終盤に差し掛かってきました。

前回のクラスで痛感したことは、辞書のあちこちギリシア神話にちなんだ単語が隠れているということです(いうまでもなくラテン語は随所に)。

たとえばNarcissus。生徒はnatureを調べていたのですが、自分からこの単語を見つけてくれました。

もちろん中1で習う単語ではありませんが、このようなわき道の出会いを大事にしながら、中1英単語を一つ一つ確認しています。

紙の辞書はその点わき道散歩にもってこいです。

NarcissusとEchoの関係についてもお話ししました。echoをひくと「反響、こだま」と出てきます。

たしかにエコーは「こだま」です。ニンフがこだまに姿を変えました。

一方、ナルキッソスは溺死して水仙に姿を変えました。この二つのエピソードを一つにつないだのがローマの詩人オウィディウスです。

この話題で書いたエッセーをご紹介します。

>>「言葉」

1を聞いて10を知るという言葉があります。

文法学習はそれにあたります。文法を1学べば10の応用がききます。

単語は逆だと感じています。

つまり、10を調べて1を知る。

100を知るには1000も2000も調べないといけないと思っています。

調べたら無理に覚えなくてもよいです。

日ごろからたくさん調べていたら、知らぬ間に単語に親しみがもて、学校で習っていない単語もあれこれなじみの単語になっていることでしょう。

語学は文法と語彙が大切です。

中1の一学期は文法の既習事項が少ないので、当面単語オンリーで進めています。