浅野です。
この秋学期からは新しく高2のIさんが参加するようになりました。このクラスの生徒たちは進度がバラバラなので、それぞれに相応しい課題を進めます。共通の目標は自分の頭で考えて理解することです。
Sさんは大学入試に向けて夏休みに高校1, 2年で習う事柄の復習を網羅的にしてきました。その確認テストを夏休み中に渡していたので、その答えあわせをしました。これまでに代数的分野はおよそクリアしたのですが、今回取り扱った関数はやや苦戦していました。一通りのことはわかっているけれども、二次関数のグラフをかいていろいろな操作をする際にプラスとマイナスを間違えるといったミスが目立ちました。面倒な作業ではありますが、一つ一つ着実にクリアしていきたいところです。今月中に復習は一通り終える予定です。
Uさんにはいつものように冒頭で典型的な問題を解いてもらいました。無限数列の範囲のよい復習ができたと思います。決して難しい問題ではなくわからないこともないのですがすぐに手が動かなかったので、やはりこの練習が必要なのだと改めて感じました。また、確率の分野がやや不得手だと自覚しているようで、その分野の復習を志願しました。こちらの範囲も代表的な問題を解いて考え方に慣れることです。
Iさんは数学にそれほど自信がないということでしたので、まずは学校で今習っている範囲の理解を優先することに決めました。数列に入ったところだったので、数列とは何かというところから等差数列の和まで話をしました。特に数列の範囲では、公式に当てはめてスマートに解くよりも、試行錯誤しながら自力で考える癖をつけたほうが後で応用するときに強いです。