山下です。
英語教育は戦後議論の絶えたことのない国民の一大関心事です。
私の考えはシンプルで、文法は大切、軽んじるなかれ、です。
音声が大事なことは言うまでもないですが、それを学ぶチャンスは今の時代は豊富にあります。
山の学校として、生徒に教えられることがなにかと考えるとき、文字を中心とした学習です。
私自身は文字とともに音声中心で学びましたので、そのメリットは承知しています。ただ万人向けではないと思っています。
手堅いのは文字と文法中心にアプローチする方法です。
中1の生徒には文法以前のテーマとして、アルファベットや単語のつづりについて慣れ親しんでもらいたいと思います。
辞書の使い方を身につけ、英単語に日頃から親しむ習慣を身に着ければ、最低限英語は嫌いにならずに済みます。
今の時代は「雰囲気で」英語を教え、学ぶ傾向が強まったため、大学入試の英作文で「馬」の綴りひとつかけない受験生は枚挙にいとまがありません。
なにごとも基本が大切です。