浅野です。
Kさんは冬期講習の続きです。三角比と三角関数の基本をもう一度小テストすると予告していました。その前に前回の小テストを用いて確認をしているときに何かコツをつかんでくれたようです。実際に小テストをしてみると、符号の間違いはあったものの、指定された角度のsin, cos, tanを求めたり、逆にそれらの値から角度を求めたりする作業ができるようになっていました。これは大きな一歩です。そのコツを忘れないうちに自分で復習してくれるとさらによいです。
Sさんは冬期講習の最終日の自習時間に来てくれ、自分で学習を進めた際にたまったベクトルの質問をぶつけてくれました。これはうれしかったです。
ということでベクトルは脇に置いて、数列の復習を今回はしました。網羅的に問題を用意しました。部分分数、等差+等比型などの和の計算の仕方を忘れがちだったため、もう一度確認しました。今回だけで代表的な問題はおよそ出したので、学校で確認テストがあっても大丈夫だと思います。
ここに来て、それぞれの生徒の実力がじわじわと目に見えて向上し始めました。その背景には、四月からの着実な取り組みがあったわけですが、浅野先生のクラスに共通する特徴として、先生の「個を見つめるまなざし」の温かさ、的確さを感じます。これから先、クラスの生徒がどれだけ大きな飛躍を遂げても、それはけっして不思議ではないように感じます。そうした結果を先走って求めてきたわけではない故に、その成果は揮発性のものではなく、「本物」だと確信できますね。