かいがB(2022-10-6)

秋学期3回目の記録。

ひきつづき、各自が自由制作を続けています。

Kenunくんは、この日も鳥図鑑とにらめっこしながら、ワシやタカの鳥図鑑を作成していました。
正面や、斜め前から見た鳥の顔をどう表せるか、という問題につきあたったので、今回は紙粘土で即席の鳥の顔モデルを作って、角度を少しずつ変えてどう見えるか、を確かめました。
おそらく、「なるほど」と思ってもらえたと思います。そうした小さな「なるほど」を積み重ねながら、表現が広がっていってくれたらと願います。

Kahokoちゃんは、この日も前学期に描きかけていた絵の続きをしました。画用紙中央付近に小屋のようなものが描かれていて、よくみるとパンが並んでいます。猫のパン屋さん、なのだそうです。
その周りの風景も描き込み、絵から伝わってくる「お話」がうんと広がりました。

その絵に感化されたように、Renaちゃんも、猫のいる小屋を描き始めていました。また、前回紙粘土で作ったけれど、うまくくっつかなかった部品をボンドで接着していました。

Hinakoちゃんは、小さい画用紙に細やかなタッチで、田んぼに干された黄金色の稲穂の絵を描いていました。ちょうど最近見かける光景なので、きっと何処かで見かけて「よいなぁ」と感じていたのでしょう。刈り取られた稲の根本が等間隔で並んでいる様子も描きます。
とてもゆっくり緻密なタッチを重ねているので、そのままを見守りたいと思いました。

Yukiちゃんは、デッサンに興味があるので、そのモチーフによいのではないかと、この日は試しに私が用意した、多面体の積み木を見てもらいました。
彼女がチャレンジし始めたのは、その複雑な多面体のうちの一つを分析し、展開図を描いて、立体を再現することでした。
やってみようと思ったら最後まで突っ走って追求し続けるその姿勢を頼もしく思い、応援しました。

(担当 梁川)