秋学期1回目の記録。
今期からは、Hinakoちゃんが加わり、5名でスタートとなりました。
Hinakoちゃんは、ハガキ大の画用紙を選び、用意してあった切り花を観察して描きました。画用紙はいつも、大小いくつかの大きさの中から、自分にちょうどよいサイズを直感で選んでもらっています。
12色の色鉛筆しかあえて用意していないのですが、それらをうまく重ね合わせることで、花の色を見事に生み出していました。
その横で、Renaちゃんも花を観察して描きました。他には二つ折りにした紙に、小さな観音扉のしかけを施し「どうぶつえん」と題した作品も作りました。
Kahokoちゃんは、あひるの親子が橋を渡って散歩している様子、木々や草むら、遠くの虹など、一枚の小さめの紙の中に、さらに細やかに空想画を描いていきました。
Kenunくんは、最近タカやワシなど肉食の強い鳥が好きらしく、鳥図鑑を見ながら画用紙に自分なりの図鑑として再編集して描く試みをはじめました。描きながらも、好きな鳥について色々と語ってくれます。
Yukiちゃんは、久しぶりに「デッサン」にチャレンジしました。この日は伏せた紙コップを観察し、鉛筆で形を取り、線を重ねていきました。出来上がって「何かぺたんこなんだよなぁ」と言っていたので、しばらく一緒に眺めながらヒントを出すと、あ、そうか、と気づいて底面の形を修正し、みごとに立体感のある円錐台を完成させていました。線の重ね方についてはまだまだ工夫の余地があり、これからもっともっとデッサンを楽しんでほしいです。
(担当 梁川健哲)