秋学期の第1回目、9/9(金)の記録。
雨上がりで湿った涼しい日でした。
森では色々なキノコが目につきました。「ねえ、ムカデがいるよ」と誰かが指差したのですが、よく見るとそれはヤスデでした。ヤスデとムカデの違いは覚えておいて欲しいと思ったので、説明しました。ヤスデは手に乗せてもおとなしくて動きがゆっくりです。Ayakaちゃんが腕にはわせて喜んでいました。
森の中の一本道を歩きながら発見は尽きず、また子どもたちの話題も尽きません。ついつい話が混線しがちなところを何とか交通整理しながら、みんなの発言を受けてはまた投げ返すを、絶えず繰り返しながら歩きます。
Ryo君が「学校の図書室にびっくりする生き物がいたんだよ!」と教えてくれたので、「あ、待ってね、それじゃみんなで当てよう!」とクイズ形式を提案し、私自身も含めてみんなで「猫?」「ねずみ?」「鳥?」と動物の名前をあげていきましたが、なかなか正解が出ませんでした。
答えは「コウモリ」でした。
街で暗くなると見かけるコウモリ、その殆どが実は建物の隙間などを住処にしているそうです。学校の中に迷い込んでもおかしくないわけです。
この日は「湿り気のある中、火を起こせるか」というチャレンジが始まりました。結果はうまく行きませんでしたが、このような試行錯誤も大切です。(実は、焚き木のセットさえうまくできれば、少しくらい湿っていても、焚き火をつくることが可能です)
また、女の子たちを中心に「お料理」が作られました。大きめの木の皮をお皿にし、そこに「苔、松の葉、きのこ、木片、カタツムリ」などを並べたものなのですが、本当にちょっと高級な創作料理のように見えて、美味しそうでした。出来栄えに満足したItsukaちゃん、Ayakaちゃんは、クラスが終わってお迎えに来たお母さんたちにもそれらを持っていって、見せていました。
(担当 梁川健哲)