福西です。
『王への手紙』(トンケ・ドラフト、西村由美訳、岩波少年文庫)を読んでいます。
4章4「赤い騎兵たちの襲撃」を読みました。
宿を発った一行は、赤い騎兵たちを発見します。ベンドゥーら先発は、逃げた彼らを追います。
しかしそれは陽動で、隊が二つに分かれたところへ、赤い騎兵の本隊が襲ってきました。
ティウリは、リストリディンのもとで戦います。けれども腕を負傷し、気を失います。
意識を取り戻すと、戦いはすでに終わっていました。ティウリが傷の手当てを受けたところへ、ベンドゥーが捕虜を連れて戻ってきます。しかし彼らは雇われ兵であり、新たな情報は手に入りませんでした。
ベンドゥーは、ティウリのことを心配し、ようやく打ちとけます。
受講生たちの要約です。
H.F.さん
ティウリは、また灰色の騎士たちと宿を出発した。すると、とつぜん赤い騎兵がティウリにとびかかって、ティウリのうでにけんをさした。そのあとティウリは気を失った。が、また意識をとりもどし、アルダンヴェンが自分の命を助けたことを知る。ベンドゥーたちの一行の中に、一人、とらわれた人がいた。赤い騎兵の仲間だった。
明日、ティウリは、灰色の騎士たちと別れることになった。
Y.Y.君
ティウリたちは夕焼けの宿を出て西へ行く。とちゅう、かくれている赤い騎兵たちを見つけ、戦う。しゅうげきがおわると、ほりょがいた。ほりょにしばらくしつもんする。ほりょは、やとい主のことを「隊長」とよんでいることが分かる。
S.K.君
一行は赤い騎兵たちを追って先に進む。
ベンドゥーが右がわの森に人がいるのに気づき、騎士たちは続いて川をわたる。一人になったティウリに人が襲いかかる。ティウリはうでをさされ意識を失う。
ティウリは目を覚ます。胸に手紙があることを確認する。となりにはリストリディンがいた。
赤い騎兵たちを追っていたベンドゥーたちが捕りょを連れて帰ってきた。捕りょ自身も知っていることは少なく、得られる情報は少なかった。