いよいよ8/7(日)、20時〜21時半に「古代ギリシア史の夕べ──石に刻まれた歴史」が開催されます。
担当は、山の学校で『ギリシア・ローマの歴史を読む』クラスをご担当の大野普希先生です。
クラスでは、古代史家モーゼス・フィンリーによる、英語で記された論考を読解しており、是非こちらもご注目下さい(受講生、随時募集中!)。
今回のオンライン特別講座では、「石に刻まれた」碑文を中心にご紹介下さるということですが、私自身、思い出されるのが、大学1年生のときに、レタリングのデザイン課題が出された際、先生から最初に紹介されたのが、やはり「石に彫られた」ローマン体の写真であり、その美しさや普遍性を感じました。
実際は写真を見せられただけですが、「石に彫る」という行為そのものの労力や執念のようなもの、課題に用いるインクとペンだけでは表せない「モノ感」が同時に押し寄せてくるような、何とも言えない感覚でした。
一方、たまたま同日に開催する「分析哲学の夕べ」(8/7 18時〜、講師:入角晃太郎)では、「実在と切り離されたものとしての言語」について考える内容だといいます。
どちらの講座も受講して、文字や言語についてあれこれと思いを巡らせてみるのも面白いのではないでしょうか?(さらに8月後半は「漢字」「英詩」と続き、ますます興味深いです…)
詳しくはこちらをご覧下さい>>オンライン特別講座「学びの夕べ」「古典語の夕べ」
(事務担当 梁川)