かいがA(2022-06-28)

春学期に入って、絵の具を用いた自由制作が続いています。

特に1年生の二人は、絵の具の感触を楽しんでおり、クラスが終わる際には描き終えた画用紙が所狭しと教室に並びます。
パレットや筆の使い方、水加減のコントロールなどについて、まだ十分に理解できていない部分も色々とありますが、これから徐々に体得していくことですから、こちらが焦ることなく、見守るようにしています。
勿論、気づいたことについては所々口を挟みますが、せっかくの勢いが止まってしまうことが何より良くありません。

何を描くかを決めているようで、決まっていないような状態で、むしろ画用紙の上で起こっている現象、絵の具の振る舞いや色の変化を確かめながら、絵が「出来ていく」様子を楽しんでいます。

3年生の二人は、可愛いキャラクターを考えて、画用紙いっぱいに敷き詰めたり、色々なポーズを取らせたりして楽しんでいました。1年生とは対象的に、こつこつ時間をかけて一つの作品を描いていきます。

勢い・多作タイプ、コツコツタイプ。

決してどちらの方がよい、ということはなく、前者には前者にしかできないことと、そのよさ、後者には後者にしかできないことと、そのよさがあるだけです。

この日、6年生がお休みでしたが、前回作品の続きに取り組んでくれることを楽しみにしています。

(担当 梁川)