しぜんA(2022-06-21)

この日は雨天のため、最初に梅ジュースを仕込んだあとは、室内で過ごしました。

前回沢へ行って拾ってきた石を観察したり、粘土をつくったりしました。

沢には花崗岩がごろごろしていますが、その中に、紅色の斑点があるものが見つかり、この赤いものは何だろう?と気になったRyoくんが採取していました。
それが何なのか、まだ調べている最中です。

Harutoくんは粘土づくりより、沢の砂に含まれるキラキラした成分が気になっていて、そればかりを集める方法を考えていました。
もしそれが金であれば、酸で溶かして金を抽出する方法があるとJin君が教えてくれましたが、そうした薬剤もないですし、劇薬を使うわけにはいかないので、最後はピンセットで地道につまみあげていました。
Jin君は、梅ジュースづくりに使った穀物酢があったので、沢の砂ひとつまみを小さなチャック袋に入れ、酢に漬けておく実験をしてみました。何事も実験です。

粘土づくりでは、乾燥させておいた粘土をふるいにかけて細かい粉にしてから水を混ぜて練る「はたき土」の方法を用いました。また、「水ひ」の方法であらかじめ仕込んでおいた、バケツの中に堆積した粘土の上の部分だけをすくい取って、余分な水分を搾り取ったりする体験をしました。

(担当 梁川)