しぜんD1(2022-06-10)

森での活動が続いていたので、そして、蒸し暑くなってきたので、今日はこのクラスでも「沢へ行こう」という意見が多かったです。

しかし、偶然にもこの日、クラスのリーダーR君が、小学校で沢を訪れたというのです。

それならばと、「森へ行って、それから普段あまり通らないルートを探検して沢を目指す」のはどうでしょう?
私はみんなに提案し、出発をしました。

森の奥の広場まで登りきったあと、細いつづら折りの、道ともつかぬ道を、「あっちかな」「こっちかな」と言いながら下っていきました。

普段はあまり来ない分岐した沢の方へたどり着きました。砂地を蛇のように細くうねって流れる沢の形が面白く、しかも途中で流れが止まっており、よく見ると脇の斜面に吸い込まれるように流れ入っており、5メートルほど先の斜面からまた湧き出していました。その間、地面の中はトンネルのようになっているのでしょうか?

この場所を気に入ったみんなは、ダムを作りはじめ、スニーカーがすっぽりくるぶしまで水に浸かってしまったことも忘れて夢中でした。

立派な沢蟹を見つけ、今回は、Aちゃんが次のクラスまで飼育にチャレンジすることになりました(捕まえた生き物をそのあとどうするかは、みんな自身に考えてもらっています)。

Iちゃんは、道中、どんなに険しい道でも、「きれいな葉っぱ」を拾い続け、たくさん集めました。

沢伝いに帰る道の途中、「あ、ここがいつも来ているところか」という感じでした。同じ場所でも、いつもと違う場所からたどり着くと、全く違う風景に見えて新鮮です(なので、今日の提案は、そのことを狙っていました)。

(事務担当 梁川)