春学期2回目の記録。
(元々2回目クラス予定だった5/16休講分は、7/18に補講いたします)
雨がぱらぱら断続的に降って来る日でしたが、気温も高く、小雨であること、さらには、経験上みんなが「森の中では木が傘になってくれるから、このくらいの雨なら大丈夫」という認識を持ってくれていたことが決め手となって、森へでかけました。
「竹を使って工作したい」「流しそうめんできないかなぁ」などという声が上がっていたので、とにかく最近みんなが気に入っている竹林エリアへ向かいました。
地面に横たわって古びた竹をナタで割ってみると、中身は蟻の巣になっていて、たくさんの蟻があわてて蛹を運んで右往左往する様子が見られました。
「蟻を全て追っ払う?」「でも、何だか気の毒だなぁ」というようにみんなで眺めた後、割った竹をまた元に戻しておきました。
やはり、きれいな竹を採るには、「立っているもの」を見つけなければと、あれこれ物色しているうちに、立ち枯れしていると思われる、しかしながら比較的きれいに見える竹を、何人かが見つけました。そして、みんなで交代交代にノコギリを入れて、どっちに倒れそうかを考えながら作業を進めました。
最後は手前に引き倒して、みんなでワッショイとお神輿を担ぐようにして広い場所に横たえ、4つに切り分けました。
切った中身はといえば、少しくすんではいたものの、きれいな状態でした。手や木の棒で叩くとポコポコといい音がします。次回、この竹が、みんなの手によって、どんな風に活用されるのでしょうか。
(担当 梁川)