『王への手紙』を読む(西洋の児童文学を読むA、2022/4/21)

福西です。

『王への手紙』(トンケ・ドラフト、西村由美訳、岩波少年文庫)を読んでいます。

3章「2 捕えられて」の受講生の要約です。

S.K.君

灰色の騎士たちは、ティウリが出した指輪を見て、この指輪を知っているかのような反応をする。騎士たちは、ティウリをつかまえる。ティウリの質問に騎士は答えず、ティウリを小部屋に閉じこめる。

捕われの身となったティウリは、騎士たちが手紙以外の目的で自分を捕まえることはあり得ないと考える。とびらの前にバリケードを張り、手紙の封印を二つ切る。三つ目を切り終わる前に「見張り」がバリケードに気付く。なんとか手紙はかくせたが、以前よりも疑われる。

騎士がかけつけ、ティウリをいすに縛る。ティウリは、身動きがとれない孤独な夜をむかえる。

H.F.さん

騎士は、ティウリから指輪をとった。ティウリは灰色の騎士たちになぜとらえられたのか聞こうとするが、教えてくれない。ティウリはミストリナウト上にとらわれの身となった。

へやは、何十フィートもの高さだった。ティウリはドキドキしながら耳をすませた。なにをしゃべっているのか分からなかった。騎士が入ってきた。がまた出ていった。ティウリは、手紙のふういんを2つ切った。3つ目をきろうとしたが、騎士がきた。そのあと3人でティウリをいすにしばりつけた。ティウリは考えた。どんなおそろしい運命におそわれるのだろうか……と。

Y.Y.君

灰色の騎士たちはティウリをミストリナウト城のろう屋にいれた。ティウリはいすにしばりつけられた。ティウリは手紙の二か所のふういんをやぶったが、のこり一つはやぶるひまがなかった。ティウリは灰色の騎士たちは赤い騎兵たちの仲間と思っている。