岸本です。
今日も、漢字と記事の書き取りにとりくみました。
恒例の準2級レヴェルの漢字では、同音異義語でのミスが見られました。
例えば、「輸」と「愉」です。
前者は「車」で「輸送」するので「くるまへん」、後者は「心」が「愉快」なので「りっしんべん」を用います。
似た字でよく間違えやすいので注意してください。
また、「盲信」と「妄信」の違いも話題になりました。
私自身も意識していなかったのですが、どちろもほぼ同じ意味で、ただ「妄信」の方が軽率さが大きいという違いだそうです。
生徒さんの学習と一緒に私自身も勉強になりました。
後半は、記事の書き取りを行いました。
生徒さんが選んだのは、西アフリカのマリで一部のイスラーム過激派が占領した地域に、西アフリカ諸国経済共同体が部隊を派遣することを決めたという記事でした。
あまり日本では関心が高くありませんが、世界各地で紛争が起きていることを忘れてはいけません。
時間に余裕があったので、もう一つの記事も扱いました。
理化学研究所のスパコン「京」が、最新のランキングで3位にダウンしたという記事です。
1位をとったのがついこの前のように思いますが、あっさり抜かれるところをみると、この分野の技術進歩の速さがうかがわれます。
はじめから「2位」ねらいでは、到底太刀打ちできないことは想像に難くありません。
生徒さんは、完璧に記事を書き写してくれました。
他の記事についても、生徒さんと意見を交わして、記事の読み取りをしっかりできるようにしました。
来週も、同様に漢字と記事を扱おうと思います。