0528数学高校

浅野です。

Kさんはベクトルの話はわかるけれども,どのような問われ方をするのかわからないと前回に言ってくれていたので,典型的な問題を用意してきました。まず,ベクトルが絡む四則演算があります。これにはaベクトルbベクトルといった表記のまま進めることもあれば,成分表示で進めることもあります。両方に慣れる必要があります。

また,任意のベクトルを与えられた相互に独立のaベクトルとbベクトルを用いて表すことができます。典型的な問題は次のようなものです。

正六角形ABCDEFにおいて、ABベクトル=aベクトル, AFベクトル=bベクトルとするとき、ベクトルBCベクトル, EFベクトル, CEベクトル, ACベクトル, BDベクトル, ADベクトルをそれぞれaベクトル, bベクトルで表せ。

少しだけ解説すると,正六角形の中心をOとすると、aベクトルとbベクトルがいたるところに見られます。BCベクトル=BOベクトル+OCベクトル=bベクトル+aベクトル、ADベクトル=ABベクトル+BOベクトル+OCベクトル+CDベクトル=2aベクトル+2bベクトルと考えられます。ベクトルは矢印ですので、始点と終点さえ固定すればどこを通っていっても結局は同じだという考え方です。

Cさんは三角比の範囲に突入しました。まだまだ慣れていないようです。それは仕方ないとして、複雑な分数式の計算になると間違えることが多いのがいただけません。式はあっていても計算間違いがあると式が間違っているように感じてしまいがちですから。本人もその点を意識して計算ドリルに取り組み始めているので、いつの日かこうした悩みは解決されていることを願います。