漢文講読Ⅰクラスでは、2/15(火)のクラスから、新規参加の受講生の関心にともなって、一時的に次の内容に入ります。
関心をお持ちの方は、お問い合わせ下さい。(以下、齋藤先生より)
〔テキスト〕
次回の授業テキストは『博物志校證』とします。『博物志』は西晋時代の張華が著
した書ですが、本文の字句に誤脱が多いため、現代の范寧という学者が校勘を加えた
ものが本テキストです。
〔読む箇所〕
授業では興味を持たれている虫や草、薬物の部分から読み進めていきます。順序と
しては、巻三「異蟲」(p37~)、同「異草木」(p39~)、巻四「藥物」(p47~)、同「
藥論」(p48~)を考えています。
ただし、これは暫定案ですので、テキストの他の部分で「読んでみたい」という記
述があるようでしたら、ご希望にそってそちらを先に読んでいきます。
また、基本的には本文を読んできてもらえればと思いますが、余力があれば〔校勘
記〕の部分に目を通していただくと理解の助けになるでしょう。
〔授業の進め方〕
授業では訓読・日本語訳(逐語訳・要約)などどのような形で読んでいただいてもか
まいません。また、本書は本文に誤脱が多いので、〔校勘記〕の部分を読まなければ
わからない、という箇所もあります。よくわからないところがあれば、直接解説に移
りますので、無理をせずできるところまで目を通してきていただければと思います。
(以上となります)
(事務担当 梁川)