「歴史クラス」では、秋学期から、東野治之『聖徳太子』(岩波書店、2017年)を読んできました。
本書は、岩波ジュニア新書らしく易しい文体をもちつつも、一次史料とその解釈史を丹念に読み解く本格的な歴史学の方法を貫いているので、中学生にとっても大人にとっても読み応えがあります。
現在は、第三章を間もなく読み終え、第四章に入っていくところです。参考までに下記は第三章・第四章の見出しです。
第三章 聖徳太子の仏教理解
一 仏教の伝来と広がり
二 天寿国繡帳を読み解く
三 太子が注釈した経典
第四章 斑鳩宮と法隆寺
一 飛鳥と斑鳩
二 斑鳩という土地
三 発掘された斑鳩宮
四 宮に併設された法隆寺
途中参加も歓迎です。学校の歴史だけでは物足りないという中高生の皆さんに、是非お集まりください。
(事務担当 梁川)