この日の参加者は、クラス最年長のHちゃん、次に年長のJ君2名でした。(昨年度は二人に加え、Hちゃんと同学年のMちゃん、というメンバーでした)
なので、「なんかこの雰囲気、懐かしいなぁ〜」(J君)などと言いながら、私を含めた3名で静かにまったりと過ごしました。
最初は、前回にようやく完成した「お香」に火を灯し、その香りに安らぐ時間、煙がのぼるのを観察する時間でした。
そのあと、以前J君が森で採取した丸太があったことをきっかけに、ナタを携えて森に行きました。
J君は、ただの丸太である木切れを、皮をむくことで、「きれいな木材」にしてみたいと思っていたのです。
森の隅っこには間伐された気が横たわっていることがあり、今回はナタを使ってその皮を削る作業をしました。Hちゃんもコツを掴んだようで、その作業にハマっていました。独特の手応えや、真っ白な木肌が現れる気持ちよさがあります。
すごく寒かったので、残り時間は焚き火を囲むことになりました。
「この木の皮、使えないかな?」とJ君が思いつき、着火剤として用い、見事成功しました。
さっきよりすべすべになった丸太に二人で腰をかけ、火にあたりながら、「そう言えばよく、HちゃんはMちゃんと一緒に歌を歌っていたよね・・・」などの想い出や、将来の夢について、語り合う時間を過ごしました。
(しぜん担当 梁川)