しぜんC1クラス(2022-01-17)の記録。
今日は兄弟で参加していくれているR君、D君が欠席のため、3人でした。
何気なく、気に入った木の枝をみんなは拾いながら進みました。
「これはパチンコになるかな?」「この枝はムチみたい。」などと言いながら。
T君が「先生、このへんで折れるかな?」と長い枝を差し出したので、踏んづけて、折るのを手伝いました。訊ねると、バットにちょうどよい長さにするためだと言います。
いつもの広場についたとき、隅にある朽ちた切り株にKくんの目がいきました。朽ちて隙間だらけになったその切り株の形が気に入ったので、端を少しのこぎりで切ってみました。すると、とてもよい香りがしました。
檜木のような、クスノキのような、でももう少し違う匂いです。こんな古びた木から、こんなに良い香りがするんだ、ということに驚いて、朽ちた切り株の一端をスライスしてみますと、その断面をみてまた驚きました。鰹節を割ったときの断面のように艷やかでしっとりしていて、高級家具のような色をしていました。
この発見は、みんなの宝物になりました。
T君が作った「バット」を試してみようと、残り時間は簡易な野球をしました。ボールは軍手を丸めたものです。中に木っ端やダンボールをちぎったものを入れて投げるとT君がジャストミートで打ち返しました。
そのやりとりを見ているうち、みんなも加わり、時おり「わぁ・・・」と美しい夕焼けに目をやりながら、「森野球」を続けました。
(しぜん担当 梁川)