福西です。
Iちゃんがこの春学期に書いてくれた作品です。
※お願い これは、将来生徒たちが、当時の自分が何を思っていたのかを思い出すために書き残したものです。ですので、ここにある作品は、決して他者のそれとは比較しないで下さい。(万が一、返却した原稿が本人の手元からなくなってしまっても大丈夫という「保存」が目的です)
『こわ~~~~~いおばあさん』 作/O.I
ある日のことです。森の中にすんでいるおばあさんがいました。そのおばあさんは、メスのねこをかっています。それと、森で、ケーキ屋さんをやっていました。おばあさんには、女の子のまごがいて、ななちゃんと言う名前です。
次の日、今日は、土曜です。ななちゃんがお店にきました。
「今日は、ねこちゃんと遊んでいい。」
と、ななちゃんがおばあさんにききました。
おばあさんは、
「いいよ、遊んでらっしゃい。」
といって、くれました。ななちゃんとねこちゃんは、野原にいきました。
すると、こわーーーーーーそうなま女がそこに、すわっています。ななちゃんとねこちゃんが前をみてみると、おばあさんにすごくにています。二人は、声をあわせていいました。
「おばあさんなの。」
といいました。
「そうだよ~~~。」
とおばあさんがいいました。
二人は、
「うそ……。」
といいました。
「わたしは、わるいーーーーーーま女なんだよーーー。」
とおばあさんがいいました。二人はいっしょにかえろうとしました。でも、ななちゃんがつかまれてしまいました。ねこちゃんは、おばあさんがこわいけど、ななちゃんのためにたすけに行きました。すると、ななちゃんは両足とも、ひもでくくられていました。でもこちょこちょをして、おばあさんは、
「ぎゃはっはっはーーー。」
とわらいました。それで、ねこちゃんが、足に、ついてた、ひもをとってあげました。それで、ななちゃんと、ねこちゃんは、いっしょにくらしました。
(二○一二年五月十一日)
[最新の作品]
『チョコブラウニーですなおにえがお』(Iちゃん)
補足:私がIちゃんを受け持ったのは1年生の頃と、今の4年生の頃です。お話作りは4年生の頃からの取り組みになります。ですので、今はここに紹介できる作品は上の二つになりますが、これからも実りある取り組みを期待しています。
[1年生の頃の作品]
『つみあげ歌』
これは/はな/のかふん/にきたちょう/のしょっかく/のうえをはしるノミ/のともだち/のおとうと/にあげるプレゼント/をきめたぼく/のいえ/にあるゲーム/でボスをたおしたお父さん/のくせ/をよけいにつけようとするいもうと/のすきなにんぎょう/をこわそうとするおにいちゃん/のかくしごと/をばらすねこ/のおかげでへらされたおこづかい/をなくしたおにいちゃん/のすきなおわらいげいにん/のギャグ/をまねるこども/とつきあうとうさんをかあさんがおじいちゃんにいってそのまねをかいしゃでしているおじいちゃん/がいよいよずるやすみした。
『「は」つなぎ』
しかくは本/は細長い/はえんぴつ/は黒い/は髪の毛/は長い/麺類/は熱い/は太陽/は明るい/は電気/は白い/はおもち/はかたい/はせんべい/は茶色い/は木/は割れる/はガラス/は透明/はビニール/は袋/は詰める/は食べ物/はおいしい/はおやつ/は甘い/はお兄ちゃん/はカッコいい/はライオンのたてがみ
[1年生の頃の俳句]
9月
あさがおは いつまでさくの あきなのに
にじさんは きれいないろね またみせて
うさぎはね かわいいおみみ かわいいな
10月
犬さんはね かわいいを(お)めめ かわいいな
ハムスター かわいいを(お)めめ かわいいな
11月
うさぎさん ぴょんぴょんと とぶんだね
ことりはね ピーピーなくよ かわいいな
俳句のノートより
だるまさん みんなであそぼ おべんとお
けえきはね たんじょうびに たべられる
あさがおは いろんないろが あるんだよ
たんじょうび けえきをたべて おめでとう
ふゆ休み おもちをいっぱい たべたんだ
クリスマス かばんをもらった うれしいな
サンタさん えんとつないよ どうするの
2月
はたけはね ゆきだらけだよ いっぱいだよ