The Ancient Greeks and Their Nation(ギリシア・ローマの歴史を読むクラス)

いよいよ冬学期がスタートしました。

ギリシア・ローマの歴史を読む」クラスでは、春・秋学期を通して、古代史家モーゼス・フィンリーの円熟期の論考12編を集めたThe Use and Abuse of Historyから、“The Ancient Greeks and Their Nation”という章を取り上げて読んできました。

邦訳の出ていない論考ですから、皆さんでワクワクしながら読み進めています。

ここまでの内容について、担当の大野先生がクラス紹介ページにまとめて下さいました。

前学期の概要には、次のように書かれています(クラス紹介より抜粋)

ギリシア世界には、都市や地域、家族や職業集団など、広狭様々な集団が折り重なるように存在していて、ギリシアというカテゴリーはそのうちの一つに過ぎない。これらの集団相互の力関係の中で、その時々の政治的・社会的状況に応じて、ギリシアは前景に飛び出したり後景に退いたりする。アルカイック期の詩人ヘシオドスから古典期のヘロドトスやトゥキュディデスを経て、前4世紀の戦術家アイネイアスに至るまで、史料を縦横に駆使して、古代ギリシア人の目線から、彼らにとってのギリシアを理解することを目指す。

続きが気になる方は、是非冬学期のクラスからご参加ください。

(事務担当 梁川)