福西です。
『しずくの首飾り』(ジョーン・エイキン、猪熊葉子訳、岩波少年文庫)を読んでいます。
第5話の「三人の旅人たち」を読み終えました。
「幸せはとても近いところにある。ただ気づかないだけで」という作品のメッセージに、心が温かくなりました。
何度読んでもよい作品だと思います。
ぜひ、みなさんもお手に取ってみてください。
今回も、たくさん感想を言い合いながら読みました。
登場人物のジョーンズさん、スミスさん、ブラウンさんは、まるで子供のように無邪気です。そのことに対して、2年生の受講生の一人が、
「もっと世の中を知らないと。危ない」
とコメントしたのが、ユニークでした。
いろんな角度から感想を受けとめられるのは、作品の懐の深さだなと感じます。
次に読んだ時には、どんなことを思ってくれるのか、楽しみです。