「現代世界史」クラス、近況

吉川先生が、ご担当の「現代世界史」クラス近況についてお伝えくださいましたのでご紹介致します。

春学期は「理論編」として柄谷行人『世界史の構造』を読みました。そこで得た近現代史を切り取る道具を使って、秋学期からは「応用編1」として、三谷太一郎『日本の近代とは何であったか』に挑戦しています。時代や人物ではなく、問題から明治〜昭和初期の日本史を学び直していきます。
本書には三谷先生の60年以上に渡る幅広い業績(政治史・国制史・法制史・金融外交史…)が散りばめられ、噛めば噛むほど味が出る、素人にも玄人にも美味しい一冊となっております。実証と理論のバランスが良いし、問題の組み替えもお見事!まだ第1章の途中です。様々な方々のご参加を歓迎します!

関心をお持ちの方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

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(事務担当 梁川)