イタリア語講読クラスでは、春学期から読み続けてきた3つの短編が収録されているテキスト、Interviste immaginarie: Emily Brontë, Arthur Conan Doyle, Ernest Hemingwayを、まもなく読み終えるそうです。
そのあと、何をメインとして読んでいくかは未定なのですが、柱本先生によれば、受講生の方からイタリアの詩人、レオパルディの詩集『カンティ』を読みたいというリクエストを頂き、試しに先生が選んだ幾つかの詩を読んでみるそうです。
ただし、この作品はこれまで扱ってきた読み物に比べると性質も異なり、急に難しいものになるため、あくまで時折読むテキストという扱いにし、メインテキストには別のものを選ぶことを現時点では考えているそうです。何を読んでいくかは、決まり次第お知らせいたしますので、どうぞお楽しみに!
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ちなみに、『カンティ』の邦訳を検索してみますと、詩篇『カンティ』と哲学的散文集『オペレッタ・モラーリ』から成るレオパルディの作品集として、名古屋大学出版会から出版されており、訳者に柱本元彦先生のお名前を見つけ、嬉しくなりました。
>『レオパルディ カンティ』
柱本先生は、散文の方を担当されたとのことでした。
(本のメインタイトルが『カンティ』になっているのは、その方が分かりやすいから、なのだそうです。)
(事務担当 梁川)