福西です。
小学生クラスの方です。
『クローディアの秘密』(カニグズバーグ、松永ふみ子訳、岩波少年文庫)を読んでいます。
「8 なぞを追って」の前半を読みました。
クローディアとジェイミーが「家出」したマンハッタン。
二人が歩いたマディソン通り。
二人が私書箱を置いた中央郵便局。
二人が見学した国連ビル。
クローディアとジェイミーは、美術館に出した手紙の返事を確認するため、連日、中央郵便局まで、私書箱を覗きに行きます。
返事を待つ間の1日、国連ビルを見学します。そこでインドの少女が働く姿を見て、クローディアは「今とちがって見える(目立つ)方法」を二つ発見します。
1)ちがった服装をして今の環境にとどまる
2)今の服装をしてちがった環境に引っ越す
しかし、その二つよりも、クローディアはもっと「ちがった自分」になる方法を知っていました。
「天使像の謎を解くこと」です。
それなので、手紙の返事に対する期待が募ります。
返事がきました。しかしその内容は、クローディアをがっかりさせるものでした。
美術館の人たちは、クローディアとジェイミーが見つけた「ミケランジェロの印」のことを、すでに知っていたのです。
しかもご親切に、二人の知らない情報まで開示してくれたのでした。
さて、二人は次にどうするのでしょうか。
来週は8の後半を読みます。