キケロー『老年について』を読み始めます

秋学期から、ラテン語初級講読Bクラスでは、キケロー『老年について』を読み始めます。

内容やペースのご参考までに、以前に『老年について』を読みはじめた年の記事に、次のような記載がございました。

クラスではキケローの『老年について』を読み進めております。受講生は各学期それぞれで入れ替わりがありましたが、現在は春学期に初級文法クラスを修了されたTさんお一方がSkype経由で参加されています。9月に作品冒頭から読み始め、1月末現在で26節まで進みました。開始当初は初級文法での規模に比べ格段に長い文章に戸惑われていた様子でしたが、現在は註釈で取り上げられていた修辞上の技術にも注目し、それらを独自に見出そうとする姿勢も出てこられたようです。キケローの文章はそのようなテクニックの宝庫とも言えるものですので、文法的把握や内容確認を踏まえた上で、関心の幅を更に広げて頂ければと期待しております。

『ラテン語初級文法』, 『ラテン語初級講読』A・B・C, 『ギリシャ語初級文法』B クラス便り(2020年3月)より抜粋

トータルでは、およそ2年間をかけて読了しています。

オンライン授業にも対応しておりますので、是非皆さまご参加下さい。

(事務担当 梁川)