浅野です。
このクラスは中1~中3の生徒がいるので日々学習している内容は異なるのですが、なぜか全体で考えるという時間が生じます。この日は「●●○○●○●●○○●○●●○○…」と並んでいる碁石で100番目の黒石は全体の何番目かという問題に取り組みました。中1のMさんは実際に100番目まで紙に書いて正解までたどり着きました。中2のOさんはうまく省略した書き方で同じく正解にたどり着きました。中2のNさんは計算で正解を割り出しました。みなさんに花丸をあげたいです。
中1のMさんには正負の数の最初のところから問題を出題しました。負の数の概念、数直線や絶対値の理解はかなりよかったです。実際の足し算や引き算の計算にはまだ慣れていませんでした。まずかっこがあればはずし、あとは迷ったら数直線を思い浮かべながら計算するとよいかと思います。
中2のNさんは式の計算の練習をしました。xとx^2は別の文字として扱う、数値の計算に集中しても文字を抜かさない、分数が含まれると分母を一つに揃えて大きな分数にするといったお約束の練習です。難しい文章題はあっさりと解かれました。どのようにして解いたかを文字式を用いてわかりやすく説明できるようになるとよいです。
中3のOさんは多項式の計算で展開の練習をしました。展開の場合は、項が多くてややこしくても、一つずつ丁寧に計算をしていけば必ず解き終わるので確信を持って作業を進めることができます。そして公式を使えると楽になります。ただ、特に公式を使う際には小数や分数に注意をしなければ間違える元となります。
>中1のMさんは実際に100番目まで紙に書いて正解までたどり着きました。
根性がありますね。見上げたものです。彼もいずれ先輩のスマートなやり方を会得すると思いますが、その前にこうした泥臭いやり方をいっぺん経験しておくことは財産になると思います。先輩の二人にしても、そうした姿勢から何かを感じたと思います。