福西です。小学生クラスの方です。
『クローディアの秘密』(カニグズバーグ、松永ふみ子訳、岩波少年文庫)、3章の後半を読みました。
内容についてはこちらをご覧ください。
以下、3章の、受講生たちの要約です。
H.F.さん
道にでると、ジェイミーは、会計係として、第一の決定をくだした。二人は、どうやって美術館にいくかで、もめた。が、歩くことになった。クローディアは、ジェイミーに後悔させようと考えていた。ジェイミーは、クローディアをほめた。だから、クローディアの心はやわらいだ。美術館につくころ、けんかは必要なくなっていた。
クローディアは、美術館の中に入った。そのとき、かばんもあずけた。そのあと、出るふりをして、かばんなどもかえしてもらって、ほかのところからいいわけをして入った。ごはんは軽食堂で食べた。クローディアは、守えいや手つだいの人が出ていく、いちばんきけんな時間をジェイミーにおしえた。トイレにどちらもかくれるということだ。それがおわると、エミー・ロブサートが殺害されたベッドでねることになった。すこし悪口はいっていたけど、ふたりは「ふたりのかぞく」になった。クローディアとジェイミーがねるベッドは、たれまくがあり、くらかったので見つかりにくいベッドだった。
けんかの必要がなくなったこと、「ふたりのかぞく」になったこと。二つのポイントをもらさず書いています。
S.K.君
クローディアとジェイミーは、お金を節約しつつ美術館に着いた。荷物はあずかり所へ必ずあずけないといけないが、ある作戦で難関をクリアした。
昼食の間に館内を調べ、夜にはトイレにかくれた。自分たちの計画通りに進み、二人は思いやりの心を持つ。二人は、人が殺害されたベッドでねた。ジェイミーは、少しは冒険の要素を気に入った。
「ある作戦で」としたことが、うまいです。
Y.Y.君
ジェイミーは、第一の決定をくだしました。「美術館まで歩こう」と。「あたしタクシーにのりたいわ」というクローディアと言い合いをして、歩くことになりました。
美術館につくと、クローディアたちは荷物をあずけ、中をまわり、今日とまる場所をさがしながら歩きました。二人は軽食堂でごはんを食べました。二人とも満足しませんでした。
二人は荷物をとってうら口から入り、夜警は、トイレでしのぎ、エミー・ロブサートの殺害されたベッドでねました。警官は、暗いうえ、ふとんがあるため二人に気づきませんでした。
要約がほぼはじめてということで、大変頑張ってくれています。次も楽しみにしています。
【追記】
Cクラスの中学生のMちゃんの要約も合わせてご紹介します。
Y.M.さん
会計係ジェイミーは、美術館への道のりに、お金ではなく足を使うことにする。疲れながらもやっと美術館に着く。作戦を練って入館し、見回る。
閉館近く、守衛に見つからないようにかくれ、人の気配が無くなるのを待った。二人はだんだんとチームになって、団結するようになる。その夜は、美術品のベッドで、闇に包まれながら過ごした。
ポイントを押さえ、抑制がきいています。小学生の頃から要約を練習した成果が現れています。その調子です。