0420 中学数学

浅野です。

この日も時にお互い交流をしながら、それぞれの課題に取り組みました。今回はある商品を8個買うときに、「定価の15%引き」と「7個買うと1個おまけ」のどちらがどれくらいお得かという問題で盛り上がりました。具体的な金額を勝手に決めて考えることもできますし、中2以上だと文字式を使うこともできます。

中1のMさんには小数と分数の計算練習が主体のプリントを渡しました。全体をならすと一回目で8割くらいの正解率でした。小数の割り算で余りの小数点の位置を同じように間違っていたほかは単なるミスばかりで、少し見直してもらうと正解にたどり着きました。前回に渡したおまけの頭を使う問題を宿題として考えてきてくれていたのに今回は時間の都合で確認することができませんでした。次回にじっくりと考えたいです。

中2のTさんは自分で文字式の計算練習問題を用意していました。その前に基礎の確認ということで、「多項式」、「同類項」といった用語の確認をしました。引っかかりやすい式の次数も含めて全部クリアしたので、安心して計算練習に進んでもらいました。今のところ順調なようです。

中2のNさんは式の計算の用語に苦戦しました。次数や係数といた用語はこれからもずっと使う大切な用語です。今のうちにしっかりと意味をつかんでおくことをつよく勧めます。計算練習は快調に終わり、連立方程式用の文章題を連立方程式を使わずに解くことができるかということを自主的に挑戦していました。複雑な食塩水の問題も方程式を使わずに解けていたのが驚きです。

中3のOさんには、リクエストがあった分数計算、中2の復習、今習っている多項式の計算の3種類の課題を渡しました。分数計算は約分ができるかどうかの判定に戸惑いながらもなかなかの正答率でした。3の倍数の判定法(各位の和が3の倍数かどうかを調べる)を知っていると約分に自信が持てます。復習では一次関数の難しい問題を一歩ずつ進みました。これは高校入試でも定番の範囲です。今習っている式の計算は問題なさそうでした。この分野は因数分解が山場です。