山びこ通信2006年11月号より転載します。
「ラテン語入門」 担当 前川 裕
ラテン語入門は、教科書に『ラテン語初歩』(岩波書店)を使い、一回に5課ずつ進むというペースで進めてきました。このスピードはちょっとした負担ではありますが、やはり語学はある程度のまとまった期間に全てをやり終えたほうがよい、という方針に基づいています。
受講生の皆さんも、それぞれにお仕事や学業をもちながら、予習や宿題をやってこられています。基本的にみなさんよく考えてこられているので、講師の方も身が引き締まる思いで授業に取り組んでいます。新しい文法事項を解説し、練習問題の答えあわせをします。
1課につきラテン語→日本語訳および日本語→ラテン語訳の練習問題が、それぞれ5つづつついています。前者は必須ですが、後者は任意です。後者については、前者の解説があった次の週にやってくる、という風に1週遅れにすると、復習にもなってよいようですね。後者は、提出していただいたものを添削して次回に返却する、という形をとりました。
次期は、また最初から教科書を学びます。新たにラテン語始める方も、再挑戦の方もお待ちしています!