浅野です。
今回で今年度は最後です。
Nさんには今年一年の復習をしてもらいました。方程式を作って文章題を解く問題について、どうしても方程式を使わずに解いてしまうのが悩みと言っていました。それでもそこから逆算する形で方程式を作ることはできていたので問題はないと言えるでしょう。それよりもむしろ簡単な勘違いが多かったのが問題です。文字式や比例について忘れかけているようでした。これらは中2でさらに発展させることになります。
Tさんは着実な歩みを見せています。中1の総復習プリントを渡したところ、じっくり取り組んでだいたいはできていたのですが、間違えたところもちらほらありました。やはり基礎をしっかりと固めることが重要です。自分の頭で考えるという習慣はできているので、基礎さえできれば何とかなるはずです。
Oさんには学校の試験範囲には含まれていなかった確率の分野の問題を渡しました。確率の基本は考えられるパターンをすべて書き出すことです。その際には漏れがないようにうまく書き出すことが重要です。辞書式配列、樹形図、表はそのための工夫です。サイコロを2個投げるという問題をしばしば目にしますが、これなどは表にして36通り全部を書けば間違えようがありません。いくつか典型的なパターンに慣れておけばそれほど苦労はしないでしょう。