福西です。今学期からもよろしくお願いします。
『ポリーとはらぺこオオカミ』(ストー、掛川恭子訳、岩波書店)を読み始めました。
この日は、第1章と第2章を読みました。
第1章では、オオカミがポリーの家に堂々と入ってくるなり、「おまえを食ってやる」と言います。しかし台所からいいにおいがするので、オオカミはそちらも気になります。ポリーは「パイよ。よかったらどうぞ」と誘い、そのせいで、オオカミのおなかにポリーの入るところがなくなります。その調子があと2回続きます。最後の「いいにおい」は、なべでぐつぐつねばねばするタッフィーでした。それを食べたオオカミは……。
第2章では、オオカミは性懲りもなくポリーの家にやってきて、ポリーの家の庭に何かを植えます。
1回目は、ぶどうの種。
2回目は、はしごの一番下の板。
3回目は、豆。
はしごの板を土にうめて、それが「増える」というオオカミの発想が、クラスでは一番笑いどころでした。
ちなみに、第2章の題名は「オオカミと豆の木」です。
次回は、「ポリーずきん」です。童話をしっかり読んで勉強したオオカミが、その展開を完全にまねてポリーを食べようとします。しかし現実との違いが笑いを生みます。(どっちかというとオオカミの方がかわいそうです)
まるで落語で、隠居に聞いた方法をまねて失敗する八つぁん熊さんの話みたいです。次回もお楽しみに!