『クローディアの秘密』を読む(西洋の児童文学を読むA・C)2021/4/22

福西です。

『クローディアの秘密』(カニグズバーグ、松永ふみ子訳、岩波少年文庫)を読んでいます。

第2章「家出にいく」を読みました。

クローディアとジェイミーは、家出そうそう人目も気にせずにケンカします。

ジェイミーは計画の詳細を聞かされていたわけではありませんでした。

彼が念頭に置いていたのは、「ヒッチハイク」で「森」へ、でした。

けれども現実は、「各駅停車」で「美術館」へ、でした。

ジェイミーはがっかりし、声を荒げます。

そのとき、ジェイミーが「家出にいく」という表現をしたので、クローディアは「そんな言葉はない」とかみつきます。(「家出」や「家出する」はあるけれども)。

「家出にいく」って、どういうことでしょうか?

クラスでも答えの出ない謎でした。

私も原文ではどうなっているのかなと気になりました。

調べて、もし発見があったら、次回みんなにお伝えします。