浅野望です。今回が「かず5~6年B」の最終回でした。
最後の授業でしたが、以前取り組んだ問題の別パターンを考えてみました。
2人で1から30までの数を交互に数えるゲームをします。30をいったほうが負けです。ただし、1ターンに数えられる数は3つまでです。このとき、先攻か後攻どちらに必勝パターンがあるでしょうか。
上の問題では先攻に必勝法がありますが、「30」を31、32、33に変えてみると、1つだけ後攻に必勝法がある数字があります。どれでしょうか?(ヒント:相手がいった数字と自分のいう数字の合計を4に固定できる。すなわち、相手が1といった場合3という、2の場合2、3の場合1)。
さて、生徒さんのうち1人は来年度から中学生です(もう4月なので中学生になってましたね)。はじめのうちは新たな環境で大変でしょうが、楽しい学校生活を送られることを京都から願っております。また、日々の勉強に追われることもあると思いますが、ときどきは(この授業のように?)柔軟な姿勢で臨んでほしいです。
山下です。
記事をありがとうございます。
中学になり遠方に行かれても、先生のこのメッセージはずっとここに残ります。
京都でがんばって過ごした日のことは、きっとこれからの心の支えになることでしょう。
京都に残る生徒さんも、旅立つ生徒さんも、ここで一緒に学んだよき思い出を胸に、これからも一歩一歩足を地につけてがんばって学んでいきましょう。
Pax intrantibus, salus exeuntibus.(訪れる者に安らぎを、去りゆく者に安全を!)
https://aeneis.jp/?p=821
浅野望先生
毎回、楽しい授業をありがとうございました。
おかげさまで、無事、入学式も終えたのですが、コロナ禍での寮生活となり、制限も多く、正直、親子ともに「こんなはずじゃなかった」という気持ちも起きました。けれども、昨日の電話で息子が、「ずうっと解けなかった図形の問題がやっと解けた!」と嬉しそうに話してくれました。当たり前のように、柔軟に、「かず」の時間が、全く環境の変わった息子の生活に残っていることに驚き、先生に感謝したいと思ったところ、こちらのブログを拝読いたしました。山下先生も言ってくださっている通り、先生の授業も、言葉も、ずっと残っております。息子の中にも、しっかりと残っております。ありがとうございました。
浅野望です。あたたかいコメントをありがとうございます。1回1時間という短時間かつ体系立てていない内容の授業でしたが、楽しんでいただけたようでとてもうれしく思います。授業開始20分前には教室にスタンバイされていたり、授業中はたくさん発言されたりと、積極的な姿勢(忘れたくないものです)から私も刺激を受けました。末筆ではございますが、この授業を受けてくださりありがとうございました。Rくんの心身のご健康とこれからのご活躍を心からお祈りいたします。