岸本です。
何かわからないことがあっても、状況からいろいろ判断したり、恥ずかしがらずに尋ねるなど、学ぶアプローチは多様です。
子供さんは、しっかりとそのことがわかっているようでした。
今日は、漢字の迷路、ことばのパズル、漢字パズル、『マツの木の王子』の読解を行いました。
漢字の迷路では、少し難し漢字も出しましたが、よくできていました。
解く前から「これは算数の『算』?」と予測が立てられるほど、慣れてきたようです。
久しぶりに、今回は完成させた四文字(「文」・「算」・「育」・「図」)の中から仲間はずれを探すという問題も出しました。
答えは、「文」になりますね。子供さんは理由もしっかり書けており、素晴らしかったと思います。
ことばのパズルでは、「しょげる」の類義語に悩んでいました。
「しょげる」の意味(というか語感)は理解していたので、それを手掛かりに選択肢を一つ一つ確認していきました。
消去法などを駆使して、選択肢の中では「めげる」が適当だということになりました。
間違ったのを良い機会として、語彙をまた一つ増やせましたね。
文字を組み合わせて漢字を作る漢字パズルも、だいぶできていました。
「場」という漢字の一部を「易」と誤解する場面もありましたが、漢字字典を駆使してきちんと正解を確認してくれました。
今後は、間違えないように気を付けましょう。
『マツの木の王子』の読解も、順調に進んでいます。
自ら売られることを決意したマツの木の王子とシラカバの少女は、値札を下げて門の前に立つことになりました。
すると、目の前をにぎやかなサーカスの一行が通り過ぎていきます。
子供さんからは、「ほろ馬車って何?」というような質問も出ました。
わからないことを聞ける素直さはやはり良いものだと思います。
解説を挟みながら、ほかにも「道化師」や「真鍮」という言葉を確認していきました。
この本におけるサーカスの丁寧な描写を一つ一つ楽しむことができたと思います。
マツの木の王子とシラカバの少女は、このサーカスの団長ケリー氏に見初められ、メリーゴーラウンドの乗り物として買われることになりました。
およそ2/3まで進みましたが、今後サーカスとの旅はどんなものになるのでしょうか。
来週も、また少しずつ読んでいければと思います。